SNSを始めたものの、忙しくなると更新が止まってしまう。
投稿する内容が思いつかず、担当者だけに負担が集中している。
学校広報でも一般企業のSNSでも、こうした悩みは珍しくありません。更新が続かない原因は、担当者の努力不足ではなく、企画・制作・確認の流れが仕組みになっていないことにある場合があります。
SNSを続けるために、最初からたくさんの投稿を作る必要はありません。まずは「投稿の役割」「繰り返せる型」「無理のない進行方法」の3つを整えることが大切です。
元・専門学校の教務・講師・広報責任者。SNSを中心とした広報改革により、学生数3倍を達成。現在は学校を中心に、一般企業にも、現場の負担を抑えながら継続できるSNS運用を支援しています。
この記事では、学校広報・学生募集や一般企業のSNSに取り組む初心者・内製担当者が、最初に確認したいポイントを紹介します。
この記事で分かること
- SNSの更新が止まりやすい主な原因
- 内製担当者が最初に整えたい3つの仕組み
- 内製とSNS運用代行を組み合わせる考え方
目次
SNS運用が続かないのは、担当者だけの問題ではない
SNSの担当者は、SNSだけを担当しているとは限りません。
学校であれば、学生募集、イベント、入試対応、パンフレット制作などと兼務していることがあります。一般企業でも、広報、採用、営業、店舗運営などと並行してSNSを担当するケースがあります。
その状態で毎回ゼロから企画を考え、撮影し、文章を書き、社内確認を進めるのは簡単ではありません。
| 更新が止まる原因 | 最初に見直したいこと |
|---|---|
| 投稿内容が決まらない | 投稿の役割とテーマ |
| 毎回ゼロから制作している | 繰り返し使える投稿の型 |
| 確認に時間がかかる | 確認者と期限 |
| 担当者しか作業できない | 素材の保管場所と役割分担 |
大切なのは、更新が止まったことを個人の責任にしないことです。
どこで作業が止まりやすいのかを確認すると、必要な改善が見つけやすくなります。

1.最初にSNS投稿の役割を決める
投稿テーマを考える前に、まず「SNSで何を伝えたいのか」を整理します。
学校SNSであれば、次のような役割が考えられます。
- 学校や学科を知ってもらう
- 授業や学生生活への興味を深めてもらう
- オープンキャンパスや資料請求へ案内する
- 入学を検討している高校生や保護者の不安を減らす
一般企業であれば、商品・サービスの理解、採用、来店、問い合わせ、既存顧客との関係づくりなどが考えられます。
すべての投稿で直接的な問い合わせを目指す必要はありません。「今回は知ってもらう投稿」「今回は詳しく理解してもらう投稿」のように役割を分けると、企画の判断がしやすくなります。
一時的なバズだけを目指すのではなく、継続的な接触によって、少しずつ理解や信頼を増やしていくこともSNSの大切な役割です。
2.繰り返し使える投稿の型をつくる
更新を続けるためには、毎回新しい企画を考えるより、繰り返し使える型を用意する方法があります。
学校SNSなら、例えば次のような型です。
- 授業や実習の紹介
- 先生への短いインタビュー
- 学生生活や施設の紹介
- オープンキャンパスで多い質問
- 学生作品や資格取得への取り組み
企業SNSなら、商品・サービスの使い方、社員や仕事の紹介、よくある質問、制作の裏側、お客様への案内などに置き換えられます。
テーマだけでなく、動画や画像の構成もある程度固定します。例えば「質問→回答→詳しい案内」という流れを決めておけば、テーマを差し替えながら継続的に投稿できます。
投稿の型は表現を単調にするためではなく、制作の負担を減らし、改善を続けやすくするためのものです。

3.制作・確認・投稿の流れを決める
企画が決まっていても、制作や確認の担当が曖昧だと更新は止まりやすくなります。
最初は、次の5項目を整理するだけでも十分です。
- 誰が投稿テーマを決めるか
- 誰が写真や動画を用意するか
- 誰が文章や画像を制作するか
- 誰が内容を確認するか
- いつ投稿するか
「毎週投稿する」と決めるだけでなく、撮影日、確認日、投稿日まで分けておくことがポイントです。
投稿頻度も、最初から毎日を目指す必要はありません。週1回、月4回など、現在の体制で続けられる回数から始めます。無理なく回せることを確認してから、投稿数や媒体を増やしていく方が、長く続けやすくなります。

内製とSNS運用代行は二者択一ではない
SNSを内製するか、運用代行を利用するかで迷うこともあります。
ただし、すべてを社内で担当するか、すべてを外部へ任せるかの二択にする必要はありません。
- 日々の情報収集と最終確認は社内で行う
- 投稿企画と運用方針を外部と一緒に整理する
- 撮影や動画編集だけを依頼する
- 投稿制作は内製し、定期的な分析を外部へ相談する
学校や企業の中にしかない情報や雰囲気は、内部の担当者だからこそ分かるものです。
一方で、企画設計、動画制作、分析など、負担が大きい部分だけ外部の支援を利用する方法もあります。
自分たちに残したい業務と、外部へ相談したい業務を分けることが、無理のない運用体制につながります。
SNSを続けられる状態から始めよう
SNS運用では、目立つ投稿を作ることに意識が向きやすくなります。
しかし、投稿が止まりやすい時期には、まず次の3つを確認してみてください。
- 投稿の役割が決まっているか
- 繰り返し使える投稿の型があるか
- 制作・確認・投稿の担当と日程が決まっているか
この3つが整理されると、担当者だけに負担が集中しにくくなり、投稿を振り返って改善する余裕も生まれます。
株式会社with funでは、学校広報・学生募集を中心に、SNS運用、企画設計、撮影、動画制作などを支援しています。
学校以外の企業・団体からのご相談にも対応しています。SNSを始めたい方、更新が止まっている方、内製と外部支援の分担を整理したい方も、お気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
株式会社with fun 代表取締役 山田洋平
元・専門学校の教務・講師・広報責任者。KIT虎ノ門大学院を修了し、MBA(修士(経営管理))を取得。現在は、教育業界を中心に、SNS運用、動画制作、学生募集マーケティングの支援を行っています。
株式会社with funの実績・サービス資料
学校SNSの支援内容や制作実績、サービスの概要を簡易資料にまとめています。
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