SNSご担当者様のお悩み解決ブログ株式会社with fun
う〜ん……仕事の進め方って、完璧な形はなかなかないよね。
経営者でも悩むこと、あるんですね。
あるよ。AIのサービスもどんどん増えるから、『これも便利そう』と試していたら、気づけば課金サービスだらけで。
それ、目的と手段がごっちゃになりかけているやつですね。
ほんとそう。いつの間にか『仕事を楽にする』より、『AIを使いこなす』が目的になりかけていたんだよね。SNSでも、同じことが起こりやすいと思う。
『何を伝えるか』より、『毎日投稿する』が目的になる、みたいなことですか?
そう、それです!本来は会社を知ってもらったり、問い合わせにつなげたりするためのSNSなのに、いつの間にか「投稿を続けること」や「フォロワー数を増やすこと」がゴールになってしまうことがあります。
私も「とにかく更新しなきゃ」と、なんとなく惰性で続けていた気がします。これが、目的と手段が入れ替わっている状態なんですね。
そういうことです。でも、気づけば立て直せます。では、しっかり解説していきましょう!
このブログの登場人物
やまだ
株式会社with fun代表。元・専門学校の広報責任者。自身の経験をもとに、学校・企業のSNS運用を支援しています。新しいガジェットを見ると、つい試したくなる。
コマリさん
学校・企業のSNS運用を勉強中。忙しいSNS担当者みなさんの「お困り」や本音を代弁します。SNS運用と同じくらい、やまだのギャグにも困っている。
SNS運用では、毎日投稿、フォロワー数、新しいツールなど、分かりやすい数字や行動へ意識が向きやすくなります。続けることや数字を見ることは必要ですが、それ自体が最終目的になると、投稿内容を判断しにくくなることがあります。
最初に『誰に、何を伝え、どのような変化や行動につなげたいか』を一文にすると、投稿頻度・媒体・企画・ツールを選びやすくなります。
この記事で分かること
- SNSで目的と手段が入れ替わる状態
- 毎日投稿やフォロワー数との付き合い方
- 目的を整理する3つの質問
SNSで目的と手段が入れ替わると、何が起きるか
『今週も投稿する』『フォロワーを増やす』『新しい編集ツールを使う』は、行動が明確で達成したか確認しやすいものです。一方、その先にいる相手や届けたい内容が曖昧なままだと、実施すること自体がゴールになりやすくなります。

画像のコマリさんのように、一生懸命走っていても、目的地が分からなければ疲れてしまいます。投稿が増えても、読者に必要な情報が届いているか、問い合わせや理解につながっているかを判断できません。
ここで必要なのは投稿を止めることではなく、『この投稿は何のためか』へ戻れる基準を持つことです。
『毎日投稿』『フォロワー数』『新しいツール』は目的ではなく手段
毎日投稿は接触回数を増やすための手段、フォロワー数は届く可能性を知る指標、新しいツールは制作や分析を助ける道具です。どれも役立ちますが、組織の目的によって優先度は変わります。
- 採用候補者に職場の雰囲気を伝える
- 既存のお客様がサービスを理解しやすくする
- 学校を知った高校生の不安を減らし、来校や出願の検討を助ける
- 地域の方へ日々の活動を継続的に伝える
たとえば学校SNSでは、新しい人へ広く認知してもらうだけでなく、すでに学校を知った方の理解を深め、来校や出願へ進む際の不安を減らす役割も考えられます。フォロワー数や再生数だけを最終目標にせず、必要な相手へ届き、次の検討につながっているかを見る視点です。
フォロワー数を見るのをやめる、という話ではないんですね。
はい。目的に照らして、数字の意味を考えるということです。
では、課金サービスの数にも意味があるんですか?
そこは今、意味を探しているところです……。
(先に整理した方が早そうですね)
SNSの目的を整理する3つの質問

質問1:誰に届けたいのか
『多くの人』ではなく、まず一番届けたい相手を置きます。採用候補者、既存のお客様、地域の方、高校生や保護者など、同じ組織でも相手によって知りたい情報は変わります。
質問2:何を知り、どう感じてほしいのか
商品名を覚えてほしいのか、働く人の雰囲気に安心してほしいのか、教育内容を具体的に理解してほしいのか。投稿後の相手の変化を言葉にします。
質問3:その目的に、今の手段は合っているか
相手と変化が決まったら、投稿頻度、媒体、写真・動画、制作方法、見る指標を選びます。週5回の投稿が必要とは限りません。月4回でも、必要な情報を継続して届けられる方が合う場合があります。
採用候補者に、社員の人柄と仕事の進め方を知ってもらい、応募前の不安を減らす。そのために、月4本の社員紹介と仕事紹介を投稿する。
このように目的と手段を分けて一文にすると、『今日は何を投稿するか』『このツールは必要か』を判断しやすくなります。
手段を増やす前に、続けられる方法を選ぶ
目的が決まると、やらなくてよいことも見つかります。すべてのSNSへ別々の内容を作らず、一つの素材を複数媒体へ展開する。毎日投稿を目指さず、週1〜2本を続けられる型から始める。道具を増やすより、確認や素材共有の流れを整える。こうした選択も運用設計です。

画像のやまだが言うように、使わない勇気も、運用です。効率化できる作業は道具へ任せつつ、現場の声を聞くこと、相手へ伝わる言葉を考えること、関係者と丁寧に確認することは残ります。やっぱり最後は人が大事だよね、という基準も忘れずにいたいところです。
今回のまとめ
コマリさん次からは、投稿本数を増やす前に『誰に、何を伝えて、どうなってほしいか』を一文にします!
やまだいいですね!目的が一文になれば、投稿頻度や使うツールも選びやすくなります。正解は一つではないので、自社が続けられる形から試してみましょう。
目的を決めたら、空いた時間も有効に使えそうです!
そうだね。僕も空いた時間で、新しいiPhoneをゆっくり眺めようかな。
(それ、効率化した時間をまた道具探しに使ってませんか?)
SNSの目的と、自社に合う続け方を一緒に整理します
理屈では分かるんです。でも、担当人数も撮影できる環境も、学校や会社ごとに違いますよね。結局、自社ではどうすればいいのか迷います。
そうなんです。ネットの記事で紹介できるのは、どうしても多くの組織に当てはまる基本が中心です。実際には、人員や時間、確認の流れ、出演してくれる方の有無によって、無理なく続けられる形は変わります。
正解を探すだけではなく、自社に合う形へ整理する必要があるんですね。
いいですね!型は出発点になりますが、唯一の正解ではありません。もし自社に合う形を整理するところから難しいと感じたら、現在の運用状況をそのまま聞かせてください。株式会社with funで、一緒にベターな形を考えます。
株式会社with funでは、投稿本数やツールを先に決めるのではなく、誰へ何を伝えたいのかと現在の体制を伺いながら、企画・撮影・制作・確認・投稿の流れを整理しています。学校・企業・団体のSNS運用について、現在地からご相談いただけます。
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ABOUT THE AUTHOR
この記事を書いた人
山田洋平
株式会社with fun 代表取締役
元・専門学校の教務・講師・広報責任者。企画・撮影・編集まで自ら担当し、3年間毎日SNSを更新。学生数を3倍にした一方、燃え尽きも経験しました。現在は、学校・企業のSNS運用代行や動画制作、社内で無理なく発信を続ける仕組みづくりを支援しています。KIT虎ノ門大学院修了。MBA/修士(経営管理)。
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