僕は毎年50本参加していた
ガイダンス(高校訪問も)を、ほぼゼロにしました。
もちろん業者さんからは「絶対、募集がやばいですよ…」と言われ続けました。
でもその結果、学生数3倍、コロナ禍でも3年連続の定員100%超えを達成できたのです。
今回の記事では、ガイダンスをやめた理由を3つにまとめます。
(ゆっくり読んでいただけると幸いです)
↓
①低学年ガイダンスは不確定要素が多すぎるから。
高校1・2年生ガイダンスは行くとウケます。(エンタメ業界だったのもあり)
でも入学するのは数年後。
こんなSNS時代には、明日にでも心変わりする可能性が高いです。ガイダンスがすごく盛り上がったからといって、また1年間ガイダンスに行き続ければ予算がかかりますし、行っても会えないこともある。
ならばSNSで発信した方が工数少なく、多くの方に届けられるのでは?と思い、
まずは低学年ガイダンスをバッサリとやめることにしました。
②空いた時間でコンテンツを作った方が長期的だと思ったから。
そしていざ3年生ガイダンスに絞ってみると、そもそもガイダンスに呼ばれることも減り、
専門学校では、1日かけてもガイダンスで会える方はせいぜい5名未満という状況でした。しかも資料請求も獲得できないケースも多々。
ということで、
「ならば1日を使ってコンテンツの制作をしてみよう」と、3年生ガイダンスもバッサリカット。
この時間で写真、動画を学び、SNS更新に充てて、 コンテンツを充実させていきました。
作った動画は1年間通じて再生され、数百、数千の方にみていただけるコンテンツが残っていきます。
5名未満のために1日かけていたガイダンス時間は、こうして写真、動画、ブログを生み出す時間に変わり、
広報の成果が出始めていきました。
そして、【ガイダンスをやめた最大の理由】が
こちら↓
③コンテンツなら在校生にも楽しんでもらえるから。
ガイダンスでは高校生にしか接触できません。
でも、動画を作るということは、自然と在校生とのイベントを撮影することになります。
今まで広報が目を向けられなかった、在校生と触れ合うことができるのです。
僕はガイダンスをやめて空いた時間で、SNSが盛り上がるような在校生とのイベントをたくさん企画しました。
在校生にもっと学校を楽しんでもらうと、その様子がSNSに自然に投稿されるようになってきます。
そして、さらに口コミが増えて良いサイクルに。
ありがたいことに在校生の退学率も減り、学校もさらに活気付くように。
こうして、小さな専門学校でも圧倒的な結果が出るようになっていったのです。
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これがガイダンスをやめた理由です。
(随所端折っていますので、ご質問あればお聞きください)
たくさんの人に心配され、時には反対されましたが、
思い切ってあの時に決断してよかったと感じています。
長文、最後までありがとうございました。
もちろん、すべての学校にこの方法が正しいとは思っていませんが、
特に小規模の学校さんにとっては、参考としていただけると思います。
これからもSNSを中心に、学生募集の話題を発信していきます。
少しでも学校広報に関わる方の参考になれば幸いです。