SNSご担当者様のお悩み解決ブログ株式会社with fun
このブログの登場人物
株式会社with fun代表。元・専門学校の広報責任者。自身の経験をもとに、学校・企業のSNS運用を支援しています。新しいガジェットを見ると、つい試したくなる。
学校・企業のSNS運用を勉強中。忙しいSNSご担当者の皆さんの「お困り」や本音を代弁します。SNS運用と同じくらい、やまだのギャグにも困っている。
SNSは、学校の日常や授業をタイムリーに届けられる、とても優秀なツールです。ただし、SNSの数字が増えれば、その分だけ学生数も増えるとは限りません。
高校生は、SNSだけを見て学校を決めるわけではないからです。
この記事では、SNS一つに学生募集の成果を背負わせず、広告、検索、ホームページ、LINE、オープンキャンパスを含む総合的な募集活動として考える方法を整理します。
この記事で分かること
- SNSの数字と学生募集の成果を単純に結び付けにくい理由
- 一つの投稿へ大きな意味を求めすぎない考え方
- SNSを継続的なリマインドとして活用する方法
- 広告、Web、LINE、オープンキャンパスとのつなぎ方
SNSの数字が増えても、学生募集が同じように増えるとは限らない
投稿の再生数、リーチ、フォロワー数が増えることは、学校を知る接点が増えたという一つのサインです。数字が伸びたこと自体を、否定する必要はありません。
ただ、再生した人の全員が進路を検討している高校生とは限りません。また、進路を検討している人でも、投稿を見た直後にオープンキャンパスへ申し込むとは限りません。
投稿を保存する。学校名を覚える。数週間後に検索する。保護者の方へ話す。他校と比較する。しばらくしてから別の広告を見て、学校を思い出す。
学生募集までには、数字に表れにくい動きもあります。
どの接点が決め手だったかを完全に分析するのは難しい
申込みフォームの流入元、リンクのクリック、アクセス解析、アンケートなど、確認できる情報はあります。できる範囲で計測することには意味があります。
一方で、高校生が学校を知ってから申し込むまでには、さまざまな接点があります。
- SNSの授業動画
- Web広告や検索広告
- 学校のホームページ
- LINEで届いた案内
- 高校内ガイダンス
- 先生、家族、友人からの話
- オープンキャンパスでの体験
本人が「SNSを見た」と回答していても、それだけが決め手とは限りません。反対に、申込み時にSNSと答えていなくても、過去の投稿で学校の雰囲気を知っていた可能性があります。

毎回の投稿へ、大きな意味を求めすぎなくていい
一つ投稿するたびに、「この動画から申込みが何件増えたか」「この写真は学生募集へ貢献したか」と考えていると、発信の負担は大きくなります。
授業の一場面、学生作品、先生の話、イベント準備。その一つひとつが、すぐ申込みへつながるとは限りません。
それでも、学校を検討している人にとっては、安心材料になることがあります。
毎回の投稿で大きな成果を出すのではなく、学校を理解する材料を一つずつ増やしている。
そう考えると、派手な企画だけでなく、学校の日常も発信しやすくなります。

SNSは継続的なリマインドとして考える
高校生は、一度見ただけですべての学校を覚えられるわけではありません。進路を考えるタイミングも、人によって違います。
授業紹介を見る。数日後に学生作品を見る。翌週にオープンキャンパスの案内を見る。こうした接点が重なることで、学校を思い出してもらえることがあります。
SNSの役割を、毎回新しい人を大量に集めることだけに置かず、すでに接点を持った人へ学校の存在と魅力を継続的にリマインドすることとして考える方法があります。
投稿が大きく伸びなかった日も、届けたい人へ学校の日常を伝えられているなら、意味がないとは言い切れません。
もちろん、同じ情報を繰り返すだけでよいわけではありません。授業、学生生活、先生、資格、行事、進路など、検討に必要な情報を少しずつ増やしていきます。
学生募集は、SNS・広告・Web・LINEの総合活動
SNSは優秀なツールです。ただ、SNSだけで学生を増やそうとすると、担当者様にもアカウントにも大きな役割を背負わせることになります。
学校をまだ知らない人とは、広告やガイダンスで出会う。SNSで日常や人を知る。ホームページで学科や入試を詳しく確認する。LINEで継続的な案内を受け取る。オープンキャンパスで実際の雰囲気を確かめる。
それぞれがつながることで、学生募集の流れができます。
例えば、授業紹介の投稿なら、プロフィールから学科ページを見つけられるようにする。オープンキャンパスの投稿なら、申込みページへ迷わず進めるようにする。投稿の役割に合わせて、次の接点を一つ決めます。

学校ごとの募集導線を一緒に整理します
どの接点を優先するかは、学校の認知度、募集時期、学科、対象地域、運用体制によって変わります。
株式会社with funでは、SNSの数字だけを切り取らず、広告、ホームページ、LINE、オープンキャンパスまで含めて、現在の募集導線を整理します。「SNSを何本投稿するか」だけでなく、「その投稿を見た後にどこへ進んでもらうか」まで一緒に考えます。
今回のまとめ
SNSを含む学生募集の導線について相談する
「SNSの数字をどう評価すればよいか分からない」「投稿からオープンキャンパスまでの導線を整理したい」という場合は、現在の募集施策と運用体制から一緒に考えます。
SNSを含む学生募集の導線について株式会社with funへ相談する
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この記事を書いた人
山田洋平
株式会社with fun 代表取締役
元・専門学校の教務・講師・広報責任者。企画・撮影・編集まで自ら担当し、3年間毎日SNSを更新。学生数を約3倍にした一方、燃え尽きも経験しました。現在は、学校・企業のSNS運用代行や動画制作、社内で無理なく発信を続ける仕組みづくりを支援しています。KIT虎ノ門大学院修了。MBA/修士(経営管理)。
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